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「わっ!ヘチマ」~子供たちが自分の絵の「味わい」に自信をもって描けるようにするために~ [図工]

学習発表会で「わっ!ヘチマ」という絵を展示する。9月から理科の観察も兼ねてヘチマを、出来上がった子から驚いた顔の自画像を描く。

不幸なことに多くの子供たちは「自分は絵がうまくない」と感じている。ぼくは失敗しない方法で描かせながら、どの絵も積極的にほめて自信を付けさせるようにしている。
多くの子供たちが自信をもてないのはまずデッサンが狂うからだ。

子供たちには
「実物そのままでいいなら写真を撮ればいい。君たちの見たものを自分というフィルターを通して表現するから意味がある」
と教え、ゆがんでいくことや強調したいところが大きくなるのが「味」であると伝える。

そして、
「いい味出てるね」
「〇〇ちゃんらしい絵だね」
とほめる。

なかには立体を捉えきれない子がいるので、積極的に写真を使う。
DSC_0978.JPG

ぼくたちがものを見るときには両目を使っている。微妙にずれた2枚の画像だが、絵に表わす時は1枚にしなければならない。ぼくたちは上手に情報をそぎ落としながら描いているのだ。
描く対象をじっくり観察するのが苦手な子供たちは、2次元の写真を見ることでそれが軽減される。分かりやすくなるようだ。似顔絵も鏡を見ながらだと視点がなかなか定まらないので全員にポーズを取らせて写真を撮る。自分の顔は見ているようで実はあまりきちんと観察していないものだ。

とにかく、じっくり観察しながら描くように声をかける。写真は色を塗るときにも参考になる。iPadで大型テレビに表示し、拡大しながら「葉だからといって決して緑一色ではないこと」に気づかせるようにする。顔を塗るときも同様だ。 着色は明るい色から順番。水彩画なので最初は水をたっぷり含んだ薄めの色で塗ること。
着色には教師が描いた下絵に実際に色を塗りながら説明した。
DSC_0991.JPG

そして出来上がってきたのがこのような自画像だ。子供たちの許可を得て、何枚かをUPする。
DSC_1102.JPGDSC_1103.JPGDSC_1106.JPG

似顔絵をいきいきと見せるにはちょっとしたコツがあって、そのひとつがこれだ。
hikari.jpg

左右の似顔絵。どちらが魅力的ですか?どこが違うか分かりますか?

今回はまゆ毛や髪の毛の着色に茶色で塗ってから、藍色を重ねる方法を使ってみた。シャドウの表現に藍色を使うとおしゃれになる。顔の暗いところにも藍色や緑色を重ねてみることを勧めてみた。どうだろうか?

自分の作品に自分にしか描けない「味」がある。と感じることができた子供たちは自分の絵に自信をもつことができる。 絵はまず第一に自分自身が楽しむために描くものであってほしい。子供たちが生活の中で美しいものを見たとき「描きたいな」と思えるようにしてあげたい。と、思っている。
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【2/28追記】6年生へのプレゼントに飛び出すカードを ~分かりやすい教材で子どもたちの工夫を引き出す~ #教育 [図工]

4年生は6年生を送る会のプレゼントを担当している。
ハガキサイズのカレンダーをプレゼントにすることになったことは先日このサイトで紹介した。
今年一年の写真からピックアップしてカレンダーを作ったが、子どもたちのやることがない!

そこで、子どもたちに飛び出すメッセージカードを作ってもらうことにした。
しかし、子どもたちに画用紙だけを渡して立体カードを作らせるとすると大変時間がかかるし、まだ展開図も習っていない子どもたちには理解することも難しそうだ。

そこで、基本となるパーツを印刷したカードを使うことにした。
popupB6.gif
作ったことのある方ならわかるのだが、ポップアップカードは手前に出させれば出させるほど飛び出すものは小さくしなければならない。それはカードに収まらなくなるからだ。

時間があれば、子どもたちに画用紙一枚を渡して試行錯誤させたいところだが、時間がないし、子どもたちに工夫してほしいところはカードの中身だと思った。
そこでB4サイズ(富山では九つ切りという)の画用紙に印刷したものを配って、基本的な作り方を説明し、中身を工夫して欲しいと考えた。
popupB6.docx

B6サイズのカード枠とポップアップさせるための支えと飛び出すものを書くための正方形の枠を用意した。
さらに、イメージを沸かせるためにぼくの適当な作例を用意した。

出来上がったらさらにこの上に色画用紙を貼って仕上げた。
作例と子どもたちの作品の写真は忘れてきたのでまた明日。
と、滞りがちな更新を強制するような前ふりをしておいて意欲を奮い立たせるのだった(笑)。

続きを読む「ポップアップカード作りの作例と仕上げ」


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